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平成23年福祉建設常任委員会( 3月15日)

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  1. 扶桑町議会 2011-03-15
    平成23年福祉建設常任委員会( 3月15日)


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    平成23年福祉建設常任委員会( 3月15日)               福祉建設常任委員会                           平成23年3月15日(火)                              午前9時30分から                             扶桑町役場大会議室   議 題 1.議案第3号 平成23年度扶桑町一般会計予算所管部分) 2.議案第5号 平成23年度扶桑町国民健康保険特別会計予算福祉関係) 3.議案第6号 平成23年度扶桑町公共下水道事業特別会計予算建設関係) 4.議案第7号 平成23年度扶桑町介護保険特別会計予算福祉関係) 5.議案第8号 平成23年度扶桑町後期高齢者医療特別会計予算福祉関係) 6.議案第9号 平成22年度扶桑町一般会計補正予算(第8号)(所管部分) 7.議案第10号 平成22年度扶桑町老人保健特別会計補正予算(第2号)(福祉関係) 8.議案第11号 平成22年度扶桑町公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)         (建設関係) 9.議案第13号 扶桑町特別職の職員で非常勤のもの等の報酬及び費用弁償に関する条例         の一部を改正する条例について(福祉関係) 10.議案第15号 扶桑町国民健康保険税条例の一部を改正する条例について(福祉関係) 11.議案第16号 扶桑町国民健康保険条例の一部を改正する条例について(福祉関係) 12.議案第17号 扶桑町児童遊園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例につ
            いて(福祉関係) 13.議案第18号 扶桑町都市計画施設建設基金の設置及び管理に関する条例の廃止につい         て(建設関係) 14.議案第20号 愛知県後期高齢者医療広域連合規約の変更について(福祉関係) 15.議員提出議案第1号 扶桑町子ども医療費支給条例の一部を改正する条例について             (福祉関係) 16.商工会を中心とした地域商工業振興に対する支援体制の拡充に関する陳情書   (建設関係) 17.大幅増員夜勤改善で、安全・安心の医療・介護を求める陳情書(福祉関係) 18.国民健康保険制度の改善と都道府県単位化(広域化)に反対を求める陳情書   (福祉関係)         ―――――――――――――――――――――――― 出席委員(7名)        委員長      伊  藤  伊佐夫   君        副委員長     矢  嶋  惠  美  君        委  員     小  林     明  君        委  員     浅  井  捷  史  君        委  員     児  玉  孝  明  君        委  員     千  田  勝  隆  君        委  員     千  田  鉄  朗  君         ―――――――――――――――――――――――― 欠席委員(なし)         ―――――――――――――――――――――――― 関係職員(14名)      町     長    江  戸     滿  君      副  町  長    関     芳  雄  君      健康福祉部長     鈴  村  能  成  君      住 民 課 長    渡  辺     誠  君      介護健康課長     久  世  信  樹  君      福祉児童課長     津  田  義  信  君      住民課主幹      大  森  雅  広  君      住民課統括主査    高  木     明  君      保健センター所長   遠  藤  勝  彦  君      介護健康課主幹    高  木  寿  幸  君      保育長        若  尾  典  子  君      福祉児童課      統括主査       糸井川      浩  君      議会事務局      統括主査       池  田     聡  君      議会事務局主査    千  田  淳  美  君         ――――――――――――――――――――――――              午前9時28分 開会 ○委員長伊藤伊佐夫君) ただいまから福祉建設常任委員会を開会いたします。  町長あいさつ。 ○町長(江戸 滿君) おはようございます。  連日御多用のところ、福祉建設常任委員会の開催をいただきましてありがとうございます。  お願いしております議案につきましては、23年度の一般会計補正予算等を含めまして5案件、それから22年度の一般会計補正予算を含めます補正関係が3議案件、それから条例の改正、あるいは廃止等、また規約の変更等の2案件、含めまして15議案件でございます。  いずれも大変重要でございますので、慎重な御審議並びに適切なる御決定を賜りますことをお願い申し上げまして、あいさつとさせていただきます。よろしくお願いします。 ○委員長伊藤伊佐夫君) ありがとうございました。  それでは、今回はこうした記録をとるということでございますので、それについてまず池田統括の方から少し御説明いただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○議会事務局統括主査(池田 聡君) どうも、おはようございます。  今回からこういった形で記録をとりまして、内容をホームページの方にアップさせていただきますのでお願いいたします。  まず、必ず御発言されるときは手を挙げていただきまして、委員長さんが指名をされてから御発言の方をお願いいたします。簡単な質問とか、簡単な答えの場合でも同じように必ず手を挙げていただきまして、委員長さんの指名があってから発言の方をお願いいたします。  あと、御指名されましたら、マイクの方を若干自分の方に向けていただきまして、発言していただきますようお願いいたします。以上です。 ○委員長伊藤伊佐夫君) それでは、そういうことでひとつ御協力をよろしくお願いいたします。  それでは、ただいまより審査に入ります。  議案第3号 平成23年度扶桑町一般会計予算所管部分について、当局の方より補足説明、あるいは報告等がございましたら、お願いしたいと思います。 ○健康福祉部長鈴村能成君) 特にございません。 ○委員長伊藤伊佐夫君) 特にないということでございますので、ただいまより一般会計予算の審査を行います。所管部分でございます。  質疑のある方。    〔「建設の方も含めて」と呼ぶ者あり〕 ○委員長伊藤伊佐夫君) いや、きょうは最初申し上げましたように、福祉関係の12案件ですから、最初はまず……。 ○委員(浅井捷史君) 23年度の予算ということでありますが、資料の483ページでありますけれども、歳出で民生費が昨年に比べまして、当初対比が14、それから現計対比ということで11.9というふうになっておりますけれども、重点施策の中でいろいろ御説明がありましたけれども、再度この伸び率の原因といいますか、中身を御説明いただきたいです。 ○健康福祉部長鈴村能成君) 483ページの3款の民生費でございますが、当初対比で14%伸びております。これに関しましては、主なものといたしましては、子ども手当の3歳未満が7,000円加算された。それと22年度は10ヵ月であったのが12ヵ月、1年間丸々予算計上されておるというものが主なものでございます。  それと、4の衛生費も4.5%伸びておりますが、これにつきましては、子宮頸がん等ワクチン接種助成、それと高齢者肺炎球菌ワクチンの助成等が増の原因であろうというふうに考えております。以上でございます。 ○委員(浅井捷史君) 衛生費につきましても説明いただきまして、ありがとうございました。  今の高齢者肺炎球菌ワクチン予防接種事業ということで、930万7,000円ですか、計上されておりますけれども、ちょっと私、勉強不足で申しわけないんだけど、中身がよくわからんのやけれども、ちょっと説明していただけますか。75歳以上高齢者肺炎球菌ワクチン予防接種事業の中身、内容を。 ○介護健康課長久世信樹君) 先ほどおっしゃったとおり、75歳以上の高齢者の方ということと、接種率ですけど50%でお願いしております。  本会議の際ですが、部長の方からも説明をさせていただいておりますので、対象者を50%ということでお願いします。 ○委員(浅井捷史君) そうじゃなくて、肺炎球菌って何ですか。 ○介護健康課長久世信樹君) 肺炎球菌自体ですけど、高齢者の死亡というのが最終的にはいわゆる気管支、口腔の関係ですけれども、そこの中に球菌という菌がついて亡くなるケースが、75歳ぐらいになられますと免疫がどうしても低下してくるということでして、結構冬場にそういった形で亡くなられる方が多いということで、そういう症状となっております。 ○委員(浅井捷史君) そうすると、ワクチンを打つと予防といいますか、非常に効果があるよということですね。 ○介護健康課長久世信樹君) 効果については当然ですけど、それを受けることによって免疫の方がつくということになっております。 ○委員(浅井捷史君) もう1点、ちょっとお聞きしたいんですが、159ページの広域入所事業という新規で出ておりますけど、これもちょっと説明をお願いしたいんですが。 ○福祉児童課長津田義信君) いわゆる保育園は保育に欠ける子どもを保育するということでございますけれども、今回は資料として要項をつけさせていただいておりますとおり、例えば扶桑町内で保育には欠けるんだけれども、通勤時間とか、あるいは勤務時間等の都合で町内の保育園に預けることができないような場合、あるいは逆に、例えば他市町で同じようなケースがある場合に、相互に他の市町の保育を保育園に入れるということに関して協定を結んで、そうした働く家庭のお子さんを支援するというような制度でございます。 ○委員(浅井捷史君) これはそうすると、窓口は福祉児童課で、他市町との連携といいますか、そういうやりとりはどういう形でやられるんですか。 ○福祉児童課長津田義信君) 基本的には福祉児童課の方で対応することになります。 ○委員(浅井捷史君) そうすると、時間ですとか場所ですとか、そういうところの申し入れといいますか、その都度やるのか、年度で1回こっきりで終わるのか。 ○福祉児童課長津田義信君) 保育に欠ける事情というのは、年じゅういろんな時期に生じますので、これは必要な時期にその都度ということになります。ですから、仮に各務原市とそういった協定を結んで、1回目に例えば協定を結んであれば、2回目は保育園の入所だけの関係、次にもし、同じように各務原市で広域保育という話になれば、保育園の入所の部分だけを御相談申し上げるということになると思います。 ○委員(浅井捷史君) まだ協定は結んでないわけ、これから。 ○福祉児童課長津田義信君) おっしゃるとおりでございます。 ○委員(浅井捷史君) ここに予算組みが44万6,000円ということになっておるんだけど、44万6,000円の範囲といいますか、これで何をやるわけですか、そうすると。 ○福祉児童課長津田義信君) 具体的に初めてやる制度なものですから、どこの市町村で、どういった年齢でそういったケースが起こるかというのは、ちょっと想定しにくいものがございます。ですので、今回のケースにつきましては、江南市で3歳児をD7階層の方が保育した場合を想定して予算組みはしてございます。 ○委員(浅井捷史君) 各市町で条件ですとか、今の課長が言うように乳幼児ですとか、3歳児、4歳児、5歳児とかいうような形であれが違うと思うんだけれども、そういうのも申し入れしたり、されたりするときに調整するわけですか。 ○福祉児童課長津田義信君) おっしゃいますとおり、保育園の規模であるとか空き状況というのは当然違います。総じて乳児さんがどこの市町も多いとは思いますけれど、当然市町村によって、どこでも自分の市町村の子どもを当然優先して入れられますので、そういったところに影響がない範囲内で、もし私どもが預ける場合でも受けていただけるでしょうし、受ける場合であっても、当然扶桑町にお住まいの保育に欠けるお子さんを優先的に保育するということになると思います。 ○委員(浅井捷史君) もう1点だけお願いしたいんですが、135ページの、これも新規で小規模特別養護老人ホーム整備事業ということで予算化されておりますけれども、これ、本会議で少し触れられたと思うんですけれども、具体的にちょっと説明をお願いしたいと思います。 ○介護健康課長久世信樹君) 小規模特養ということでございまして、最初からですが、21年9月17日の際ですが、ここの福祉建設常任委員会の場で最初の説明をさせていただいております。いわゆる小規模特養ということで、定員は29人以下ということでございます。介護保険法でいう地域密着型介護老人福祉施設ということで、法の趣旨ということで、可能な限り住みなれた地域で生活を継続できるようにといった小規模な特養でございます。扶桑町の方が対象ということで、町が指定、指導、監督の権限を持っております。  今後の動きですが、23年度に上がっております補助金の関係で交付の申請をお願いしながら、ともに建設の方もそれに沿って進めていただきながら、24年度に開所、オープンを予定したいということで進めております。  あと、事業者でございますが、これも本会議の方で部長から説明がございましたが、現在高雄の東川の方で有料老人ホームをやっていただいております永遠の郷さんですが、そちらの方が社会福祉法人の資格を昨年取っていただきました。特養ですので、公的な公益事業ということになりますので、そういった形でお願いしております。概要ですけど、敷地全体は2,282平米ほどで、床面積は1,112平米ということで予定しております。当初、下に小規模特養を2階に有料老人ホームをという計画がございましたが、下の方の小規模特養だけに特定してやっていくということで計画されております。  介護保険計画、いわゆる高齢者保健福祉総合計画施設整備の計画との関係ですけど、これは国の方から前倒しをしてもいいということで、第4期計画にのせながら第5期の方で調整をするようにということで、国の方も緊急対応ということできております。補助金の関係は、国の方から県を通じて基金でやっていただきながら、この予算書のとおりの数字で準備経費も含めながらお願いしていきます。以上ですが、お願いします。 ○委員(浅井捷史君) 今の説明ですと、町の持ち出しはどういうことですか。 ○介護健康課長久世信樹君) 町の方の持ち出しはないということでお願いします。 ○委員(浅井捷史君) ありがとうございました。 ○委員長伊藤伊佐夫君) ほかにございませんか。 ○副委員長矢嶋惠美君) 2点、お願いします。  一つは予防接種の関係ですけれども、今ちょっと新しいワクチンについては見合わせているところではございますけど、従来から行われている三種混合等予防接種、扶桑町の近々の接種率等がわかりましたら、教えていただけませんでしょうか。 ○介護健康課長久世信樹君) 三種混合につきましては、定期の予防接種ということで、手元に資料が今ちょっとないので、後で報告しますけど、三種混合ですけど、定期の場合は9割ほどは行っておりますので、大体ほかの定期接種に関しては、やらなきゃいけないものにつきましてはおおむね9割から9割5分ぐらいの接種率で保っております。 ○副委員長矢嶋惠美君) それは何年のですか、例えば去年ですか。去年1年だけですか。この間、例えば3年ぐらいとか。 ○介護健康課長久世信樹君) 今答えますので、ちょっとお待ちください。すみません。
     ちょっと率の方は、今資料的には手元には接種した人数ということで持っておりまして、申しわけございません。後でまた報告させていただきますのでお願いします。 ○委員長伊藤伊佐夫君) じゃあ、後で報告してください。 ○副委員長矢嶋惠美君) 確認をしたかったので、今21年が90%以上であればあれなんですけど、私の手元にある接種率等を見ると、これは20年なんですけど、例えば江南保健所の管内、あるいは愛知県全域もありますけど、江南保健所の管内で、非常に際立って扶桑町は接種率が低いというデータを持っておるので、それが本当にそうなのかどうなのかというのがちょっとお聞きしたかったので、もしこちらにあるデータが正しいとするならば、何かその要因があるのかというふうにお聞きしたい。今おっしゃるように三種混合というのは定期接種ですから、基本的には義務づけといいましょうか、きちっとやるということになっているわけですけど、ほかの市町村は大体8割から9割以上、本当に100%近いところもあるんですけど、私が持っているのは60%台なんですよ、扶桑町がね。何でこんなに低いんだろうと実は不思議に思って、きょう、それをお聞きしたかったんです。  例えばおっしゃるように、21年度に急に90%に上がっているんであれば問題ないんですけど、それが本当にそうなのか、何かそこに要因があるのかなということをちょっとお聞きしたかったもんですから、ポリオも低いんですね。そこら辺は、予防接種の種類によって90%台にもなっているんですが、三種混合とポリオに関しては非常に低いから、それが確かなのかどうかということをお聞きしたかったんです。その要因がつかんでいれば教えていただきたいなあと思ったんですけれども。それはわからないですか、今。 ○介護健康課長久世信樹君) 接種率自体は、私の記憶間違いではいかんですけど、常に9割以上は定期接種に関してはキープしておったという記憶にはありますので、6割というのはちょっとないかと思いますけど。 ○副委員長矢嶋惠美君) これは愛知県から取り寄せたデータなんで、愛知県圏域全部の一応市町村のがあるんですけど、ちょっと余りにもここはどういう数字なんだろうと思ったのでお聞きしたいなあというふうに思いました。  じゃあまた後でも結構です。その要因もありましたら、またお知らせください。 ○委員長伊藤伊佐夫君) それでは、この件につきましては、後ほどまた御報告をお願いします。 ○副委員長矢嶋惠美君) もう1点お願いします。  自殺についてですけど、自殺もここでよかったですか、福祉健康の方で結構ですか。恐れ入ります。  自殺についてお聞きします。  国の方も上げて、ことしの自殺対策、扶桑町の方も幾つかひょっとしたら上げているかもしれませんけど、もう一度自殺対策、どういったことをお考えになっているのか、ちょっとお聞かせください。 ○福祉児童課長津田義信君) 自殺対策につきましては、21年度から国の自殺対策基金が設立されておりまして、そちらの方を使いまして、初年度については広報資料を作成いたしましたけれども、22年度、23年度につきましては、臨床心理士に来ていただきまして、心の悩み相談というのを年18回、実施をいたしております。22年度、23年度については変わらず行う予定でございます。 ○副委員長矢嶋惠美君) そこの心の悩み相談というのをもう少し具体的に、時間とか、開催曜日とか、そういったことをちょっとお聞かせください。 ○福祉児童課長津田義信君) すみません、開催曜日はちょっと今記憶が定かではなくて申しわけありません。年間を通じては、いわゆる多重債務の関係の相談とあわせて実施をいたしております。ちょっと曜日は記憶がございません。申しわけありません。 ○副委員長矢嶋惠美君) 具体的な曜日はいいですけど、例えば週一とか、そういうようなこと。それから今おっしゃいましたけど、多重債務とあわせてということは、多重債務のときに一緒にという意味ですか。ちょっとどういうふうか、もう少し。 ○福祉児童課長津田義信君) 一緒というか、同時に開催をするということで、総合福祉センターの相談室でやっておりますので、別々にやっております。同時開催という意味合いでありまして、何も同じ部屋でやっているとか、そういう意味ではありません。  基本的には月1回でございますけれども、特に統計的に自殺が多い3月であるとか、必ずしも時期がぴったり当たるわけではありませんけれども、うち6回は月2回実施をいたしております。  6回というのは、要は18回実施しておりますので、月1回は平準ペースでございまして、そのうち6月間においては2回実施しているという意味でございます。失礼しました。 ○副委員長矢嶋惠美君) 扶桑町でどれだけの年間自殺者がいるかというのは、多分今はデータ的には見られるようになっていますよね。公表するようにということになっていますので、ちょっと持っているデータが古いかもしれないんですけど、扶桑町も結構、年にすると多いのかなあという気はしますけれども、ただ、扶桑町内で自殺があったといっても、必ずしも扶桑町の人かどうかはわかりませんので、そこの区分けの仕方というのがわからないですけど、やっぱり今国を挙げて自殺が特に3月は多いということで、いろんな要因があると思うんですけど、若い人だったり、あるいは高齢者だったり、いろいろあると思うんですけど、今扶桑町の方でつかんでいる年齢層とか状況みたいなことが、もしつかんでいる動向みたいなのがあったら教えてください。 ○福祉児童課長津田義信君) 自殺の数につきましては、委員がおっしゃいましたように内閣府のホームページで容易に確認ができます。ちなみに21年中のデータは16人という数字が載っております。統計データとしては、職種別であるとか、あるいは原因別というようなことでデータが載っておりました。やはり健康問題が多かったと記憶しております。ただ、やはり不詳という例もかなり多かったというふうに記憶しております。 ○副委員長矢嶋惠美君) 今、心の悩み相談を18回ということで、そういうことを始めたということ、例えばそれを始めたということがあったとして、そこに何人の方が相談にいらっしゃっているのかというのはわかりますよね。やっぱりそこの部分というのが、事業をやればいいというわけじゃなくて、その事業の中身で、目的にどういうふうにかなっていくかということはとても大事だと思うんですね。なので、これに関しては、ちょっと私、記憶があれですけれども、例えば何か事業をやろうと思ったときに、補助金が国か県か私はわかりませんけど、10分の10が出るんですかね。そこら辺もちょっと教えてください。 ○福祉児童課長津田義信君) この自殺対策関係事業につきましては10分の10でございます。 ○副委員長矢嶋惠美君) ですので、そういうことであれば、本当に原因をなるべくつかんでいく。そして、それにどうやって対応していくかというようなことをやっていかないかんと思うんですけれども、年に16人も亡くなられるというのは本当にゆゆしきことだと思うので、そこら辺はさっきも言いましたけれども、心の悩み相談にどれぐらいの方が訪問されていますかね。 ○福祉児童課長津田義信君) 実人数は申しわけありません、把握しておりませんが、2月末までで15回の開催で、延べで27人でございます。 ○副委員長矢嶋惠美君) そうやってわざわざ出かけていただける方は、まだ私はある程度救われるところもあるかなあと思うんですけど、なかなか思い込んでしまって、うつになったりとか、いろいろあると思うんですね。うちの中にこもることもあると思うんで。そういった意味で、啓発的に事業としてパンフレットとかは配られると思うんですけれども、必要なのは手を差し伸べてほしいときに、自分が必要な情報だったり、相談窓口がそこに何月何日にやりますから来てくださいというんではなくて、今手を差し伸べてほしいなと思ったときにリンクする先とか、そういった情報を含めて、例えば扶桑町にないとしても愛知県だとか、例えば保健所だとか、そういったところにリンクできるよと、電話できるよとか、そういったような広報活動、お知らせみたいなことはされていますかしら。 ○福祉児童課長津田義信君) 申しわけありません。心の悩み相談で対応しておるんですけれども、おっしゃるようなことにつきましてはいたしておりません。 ○副委員長矢嶋惠美君) であれば、直接私、自殺ではないんですけど、ついこの間も日曜日ですけど、これはDVの話ですけど、扶桑町の人でDVを受けて行き先がない。本当に困っていて、役所に行ったら取り合ってくれなかったみたいなことを言われたので、ちょっと個人的に相談を受けたんですけど、結局その人の思いもあると思うんですけど、今困っているときに役所が休みだったり、あるいは夜だったり、いろいろあると思うんです。今言ったように、自殺というのは本当に思い込んでいるわけなので、いろんな意味で思い詰めているわけですよ。相談する人もいなくて、行き先がないのでその道を選ぶと思うんです。命というのは本当にとうといものなので、そこら辺はなかなか私たちのような健康な人間にはわかりにくいんですけれども、やはりそういったときに手を差し伸べていけるような相談窓口、役所が開いていないときはそういったところに相談に行くといいとか、お知らせですね。  さっき言ったDVの話は、扶桑町にこういう電話番号がありましたので、女性用のトイレに置いてあったんですよ、DVがあったときにこういうところへ電話してくださいと。そういったことをすぐにお知らせしましたけど、何らかの形でそういった悩みがあるときにはここへまず電話してくださいとか、何かメールだとか、そういった方法を、何ができるかわかりませんけど、予算等の関係もある。ただし、さっき言ったように10分の10予算が出るんであれば、しっかりとそこも申請していただいて、扶桑町の中で何かもう少しやっていただけると、つい近々もここでちょっとお聞きしたけど、自殺があったと、数日前、高木の方で。けさもひょっとしたら自殺かもしれんねというような話もあったので、わかりませんけど、これは定かじゃないけど、そんなことが町内であったりすると、決して周りの住民も穏やかではありませんので、そういったことについてもやはり心を配って、ぜひ対策も考えていただきたいというふうに思いますので、お願いも含めてですけど。ありがとうございます。 ○委員長伊藤伊佐夫君) ほかにございませんか。 ○委員(児玉孝明君) 1点だけお伺いします。  福祉センターの電波障害の件なんですけど、撤去工事ということで270万が上がっているんですけれども、この中で前ページの共架設備移設手数料というのはどういうものかということと、もう一つ、対策ケーブル共架使用料12万2,000円なんです。これ、去年と同額だと思うんですけれども、撤去した後、同額というのは何で予算が同額になるのかなと。教えてください。 ○福祉児童課長津田義信君) 共架設備移設手数料につきましては、7月24日までは当然共架しなければいけないわけですけれど、その間に、例えば電柱等の移設があった場合、例えば保安器であったり、ケーブルはやはり移設しなければいけませんので、そのときのケーブルを外したり、取ったりとかの手数料になります。  先ほど委員おっしゃいました共架使用料につきましては、一たんはお支払いして、お返しをいただけるというふうに聞いております。 ○委員(児玉孝明君) これ、年額で払っちゃうということ。返ってくるときはどういうふうに返ってくるの。 ○福祉児童課長津田義信君) 年額で、時期はちょっと記憶にございませんけれども、年額でお支払いして、返ってくるということになりますと、当然歳出の戻し入れという格好になります。お返しをいただけるというふうに聞いております。 ○委員(児玉孝明君) 今までも年額で振り込んでいたというか、支払っていたということで、それの時期はいつですか。 ○福祉児童課長津田義信君) 支払い時期までは申しわけない、記憶がございませんが、夏ごろまでには振り込んでいたように記憶いたしております。ちょっと確認をいたしませんと正確な時期はわかりません。 ○委員(児玉孝明君) じゃあ、確認だけして、後でまた教えてください。 ○福祉児童課長津田義信君) 確認して御報告申し上げます。 ○委員長伊藤伊佐夫君) 確認は後でよろしいですか。  じゃあ、後で確認をして報告してください。  ほかにございませんか。 ○委員(小林 明君) 保育料の関係ですけれども、保育料が徴収基準についてということですけれども、減免制度は扶桑町にはないんじゃないかということで、減免制度もつくったようですけれども、減免の実績はどうでしょうか。 ○福祉児童課長津田義信君) 22年度の実績につきましては、お二方でございます。 ○委員(小林 明君) それはどういう形でそういう制度があることを周知しているんですか。 ○福祉児童課長津田義信君) 保育園の周知版というところでお知らせをいたしております。 ○委員(小林 明君) 後期高齢者医療保険料の徴収は一般会計でやっておると思うんだけれども、どういう形で、どこにどういう予算を組まれておるんですか。 ○住民課長(渡辺 誠君) 保険料につきましては、特別会計でございますけれども。 ○委員(小林 明君) 収入はね。徴収はどういう形なの、普通徴収は。普通徴収があるわけでしょう。特別徴収は手続であれだけれども、普通徴収の部分については納付書も発行したりやらないかんでしょう。 ○住民課長(渡辺 誠君) データの入力を毎日町の方でしておりますが、これがオンラインで広域連合の方へ行きまして、納付書の作成とかいうものは広域連合の方でやりまして、それが町の方に来まして、それで発送するというふうになっております。 ○委員(小林 明君) 例えばここの民生手数料で後期高齢者医療保険料督促手数料とあるわね、督促しておるわけでしょう。督促しておるから手数料が入ってくるんじゃないの。 ○住民課長(渡辺 誠君) 督促状につきましては、こちらの方で発行いたしまして、歳入いたしました督促手数料につきましては、町の方で発行しているものですから町の方の収入になりまして、保険料自体につきましては、広域の方に振り込むということになります。 ○委員(小林 明君) そうすると、実質的にそういう普通徴収の場合、納期内に納めていない人に対しては督促するわけでしょう。そういう事務は町がやって、それ以外の事務は後期高齢者広域連合でやって、普通徴収というと窓口のここに来るわね、金を納めに。振り込みになっているか知らんけれども、現金を納めに来る人もいるわけでしょう。そういうための費用というのは、どこで予算を組んでおるんですか。 ○住民課長(渡辺 誠君) 大変失礼いたしました。  賦課自体は広域の方でやりますけれども、一般会計の方の後期高齢者医療事務費の需用費の中に納付書ですとか、この辺の予算が組んでありまして、予算書で行きますと127ページのところでございますけれども、こちらの方に予算で組んであるという現状でございます。 ○委員(小林 明君) 民生費雑入で後期高齢者医療費広域連合受託金ということで1,612万6,000円組まれていますわね。それも今言う後期高齢者医療事務費の中で使われているというように理解すればいいんですね。 ○住民課長(渡辺 誠君) 受託金につきましては、後期高齢者の健康診断の実施したものについて、広域連合の方からお金が来るというものでございます。 ○委員(小林 明君) そうすると、どこに入るんですか。 ○住民課長(渡辺 誠君) 47ページにございますけれども、3の後期高齢者医療広域連合受託金というのが健診分ということで組んであるもので、こちらの方の歳入になります。 ○委員(小林 明君) 歳出はどこで組まれておるんですか。 ○住民課長(渡辺 誠君) 129ページの委託料のところの上から5番目の健診委託料というものがございますけれども、こちらで2,321万4,000円組んであるものがそれでございます。 ○委員(小林 明君) 先ほど矢嶋さんの方からも自殺対策のことについて質問があったわけですけれども、最近の自殺の要因というか理由というか、そういう点で特徴的なことはないですか。 ○福祉児童課長津田義信君) 内閣府のホームページ上の資料の範囲内では、健康問題、あるいは経済問題というふうに聞いております。 ○委員(小林 明君) 健康問題については困り事相談とか心配相談とか、そういうもので対応はされておると思うんですけど、経済的な理由による自殺者を防止しようとしたときに、心配事相談だとか、そういうものだけで対応できるんだろうかね。 ○福祉児童課長津田義信君) 心配事相談というのは、かなり広い範囲の相談になりますので、どうしてもそこからですと、ほかの相談窓口に順番に専門化していくというふうになると思います。心の健康相談でもどちらかというと経済問題はもちろん少なくて、健康問題だとか家庭問題に関する相談が多いようでございます。 ○委員(小林 明君) 経済的な理由というのは、一つは不況に伴って職を失うという方がかなりふえてきているんじゃないかというふうに思うんですわね。そういう方が生活を苦にして、みずから命を絶つというようなことが多くなってきていると思うんですわ。だから、自殺を防止する上で、僕は本当に経済的に困っている方は役場の方に相談に来てくださいだとかいうような形で呼びかけたりなんかして、相談に乗ってあげるということをやらないと解決できんのじゃないかなあというふうに思うんですわ。  僕は何遍でも何遍でも生活保護のことを盛んに言いますけれども、町の方の対応も以前と比べれば、最近は対応の仕方も親切になってきているというか、感じとしてはそういう感じになっているけれども、以前のような対応の仕方だったらどこも頼るところがなくて、結局みずからの命を絶たなかったら解決できないという形に、逆に追い込むような対応の仕方がされてきたというふうに思うんですわ。だから、それをもっと経済的な理由によるみずからの命を絶つようなことをやめてもらうような対策というものを講じていく必要があるということを言っておきたいと思います。 ○委員長伊藤伊佐夫君) ほかにございませんか。 ○委員(小林 明君) 保育園の関係でもう一度お尋ねしますが、保育園の職員の実態は改善されてきているんでしょうか。 ○福祉児童課長津田義信君) 正の保育士に関しては、基本的な数は変わっておりません。退職者があれば、その人数は補充をしていただいております。  なお、給食の調理員に関しては、145ページにございますように今回保育所職員費人件費が1人減っておりますが、これは再任用職員の期限が切れてということで減っているわけで、これについては臨時の給食調理員で対応はいたしております。  また、臨時職員の関係についても基本的な考え方は変わっておりません。ただ、大変多くの臨時保育士に支えられている保育園でございますので、特に来年はクラス担当の臨時保育士の単価につきまして、今年度まで1,110円であったものを1,140円に上げるなど、対応改善しておるところでございます。 ○委員(小林 明君) 結局、人数的には改善されていないということ。 ○福祉児童課長津田義信君) 全体的には正の保育士は変わっておりません。 ○委員(小林 明君) 正の保育士は変わっていなくて、臨時はふえたんですか。 ○委員長伊藤伊佐夫君) この場で暫時休憩します。              午前10時22分 休憩              午前10時23分 再開 ○委員長伊藤伊佐夫君) 会議を進めます。 ○福祉児童課長津田義信君) 大変失礼いたしました。  総数になりますとちょっと出しておりませんが、ちなみに7.75時間、いわゆるフルタイムの保育士ですと、昨年当初予算ベースで39人が今回は40人でございます。 ○委員(小林 明君) どうしてこういうフルタイムの人を臨時で採用しておるんですか。 ○福祉児童課長津田義信君) 職員の定員管理の問題と、それから現場においては、ある程度柔軟な保育に対応するということでございます。 ○委員(小林 明君) 職員の定員管理よりも、子どもたちをきっちり保育する方が大切じゃないの。 ○福祉児童課長津田義信君) 基本的には臨時の保育士ではありますけれども、当たり前のことでありますが保育資格を当然持っておりますし、時間の許す限り研修等も受講させまして、資質補充を図っておるところでございます。 ○委員(小林 明君) 低賃金で労働条件を悪くして働かせるなんていうのは、本来の姿じゃないと思うんだわね。正保育士と同じように仕事をやっておって、労働条件が違うような働き方というのは異常じゃないの。同じ仕事をやっておって、臨時だから、正職員だからということで賃金の差別をする。賃金だけじゃなくて年金の問題だって、健康保険の問題だって、いろいろとあると思うんだわね。  僕は同じ働く者が同じ職場で働いておって、正職員だ臨時だと差別される、こんなことは異常だと思うの。僕は地方公共団体だからこそ、そういうようなことをなくすような努力をせずに、民間にそういう働き方はやめようなんて言ったってやめるはずないんだわ。自分たちが言えるはずないがね、自分たちだって同じようなことをやっておるんだから。だから、地方公共団体そのものが率先して、きちんと対応していくというのが当たり前だというふうに僕は思うんですわ。  定員管理だと言うけれども、一体定員は何人になるんですか、人数は。 ○福祉児童課長津田義信君) すみません。定員管理と申し上げましたけれども、確実な数を把握しておるわけではございません。 ○委員(小林 明君) 行政改革、行政改革というようなことを言って、行政改革の名のもとに必要な職員を減らして、臨時で賄わせるなんていうようなことをやっておって、住民サービスに対応できるとは到底思えないんですわ。現在扶桑町の職員の定員は何人になっておるんですか。 ○副町長(関 芳雄君) ちょっと正確にはあれですけど、たしか222だと思いますけど。 ○委員(小林 明君) 現実に何人おるんですか。 ○副町長(関 芳雄君) 223だと思います。 ○委員(小林 明君) 定員オーバーでやれるの、どうなるの。 ○副町長(関 芳雄君) ぎりぎりのところでやっております。  ちょっと正確な数字は今あれですけど。 ○委員(小林 明君) 町長部局の事務局の職員は205人なんだわね。それが何人おるんですか。
    ○副町長(関 芳雄君) ちょっと正確なデータはございませんが、記憶で申しわけありませんけど222というふうに記憶しておりますけど。 ○委員(小林 明君) 議会事務局の職員なんかも入れたりなんかしておるでしょう。町長部局の職員の話をしておるんです。教育委員会だとかそういうものを除かにゃいかんだよ。 ○副町長(関 芳雄君) 今の数字は教育委員会とかそういう関係も入れた数字ですので、そこから教育委員会の人数、ちょっと今手元にないので申しわけありませんけれども。 ○委員(小林 明君) 教育委員会の職員は35人になっておるわね。だから、選挙管理委員会の職員については兼務でやっていると思うんですわ。農業委員会の事務局も兼務でやっていると思うんだけれども、あと議会事務局が3人だわね。監査委員の事務局で2人、教育委員会で35人、学校職員が6人と、これを合わせると何人になるの。それを22人でやっておるんだよ、223人かね。  だから、いかに職員を減らして、職員を減らせば当然一人一人の職員の仕事の量もふえてくるんですよね。勉強する時間というのも確保できんような事態にもなってくるかと思うんですよね。だから、結局職員を減らしたから、財政的に職員を減らしてどれだけ分が削除できたというけれども、実際に住民サービスが低下しておったら意味がないんですわね。  だから、結局保育園の保育士が正職員67人ということで、ここにかなり僕はしわ寄せが来ていると思うんだけれども、今の扶桑町の保育園の定数からいくと、本来の保育士の人数は何人必要なんですか。 ○委員長伊藤伊佐夫君) 議事の途中ですが、ここで10分ほど休憩いたします。45分まで休憩します。              午前10時33分 休憩              午前10時44分 再開 ○委員長伊藤伊佐夫君) それでは休憩を閉じ、会議を続けます。 ○福祉児童課長津田義信君) 失礼いたします。  先ほど児玉委員から御質問がございました電柱の共架の使用料でございますけれども、中電に関しては4月20日、NTTに関しては7月30日に振り込みをさせていただいております。支払いにつきましては先ほど申し上げたとおり、一たんお支払いをしてお返しをいただけるというふうに理解をしております。  それから、休憩前に小林委員から御質問をいただきました必要保育士数の問題でございますが、園長・園長補佐はクラスを持ちませんので、都合総必要保育士数は61人でございます。45人の正保育士がおりまして、16人の臨時職員でクラスを運営しております。 ○委員(小林 明君) 全く理解ができないけれども、少なくとも行き届いた保育をやっていくことや、同じ職場で働く者を臨時と正職員とで、同じような仕事をやっておって賃金に差別があるだとかいうようなことは、僕は改めていくべきだというふうに思います。  放課後児童クラブの関係でお尋ねしますが、放課後児童クラブについては、それぞれの施設で定員が決められていると思うんですけれども、来年度の児童クラブに加入というか、加盟というのか、登録というのか知らないですけれども、定員に対してどのような実態になっているのでしょうか。 ○福祉児童課長津田義信君) 児童館別に申し上げますと、特にマックスの夏休み、いわゆる長期休暇時をあわせた場合で申し上げますと、高雄は定員60に対して登録者数111でございます。扶桑東が定員60に対して72でございます。山名が定員60に対して99でございます。斎藤が定員70に対して73でございます。柏森が定員70に対して101でございます。柏森中央が定員60に対して55でございます。 ○委員(小林 明君) 7ヵ所じゃなくて6ヵ所だけだったか、やっておるのは。  例えば定員オーバーの分についてはどうされるんですか。 ○福祉児童課長津田義信君) 基本的には皆さんに入所決定をいたしました。 ○委員(小林 明君) 施設の児童1人当たりの基準面積ってありますわね。それで、それぞれの施設の面積というんですか、それはどれだけになっておるんですか。 ○福祉児童課長津田義信君) 個別に申し上げます。  基本的に学習室と保育室を使わせていただいておりまして、当日の通所人数によりましてほかの部屋も使わせていただく場合がありますが、標準として使わせていただいておる部屋の面積を申し上げます。  高雄学習等供用施設の方ですが90平米、扶桑東が86.92平米、山名が89.55平米、斎藤が112.40平米、柏森105平米、柏森中央が89.09平米でございます。 ○委員(小林 明君) 児童1人当たりの基準面積というのは1.6平方メートルだというふうに理解しておるんだけれども、そうするとこれで、例えば定員に対して1.6でも高雄だとか高雄東、山名については基準面積に満たないんじゃないですか。 ○福祉児童課長津田義信君) 登録者数のマックスの数字を申し上げましたので、割り戻せば委員のおっしゃるとおりでございます。 ○委員(小林 明君) 要するに多くのところでは、児童館を活用して放課後児童クラブを運営しているし、それでも足らなければ空き教室を活用しているというところがあると思うんですわ。扶桑町はそういうことはやらずに、本来の目的とは別の学習等供用施設を利用してやっていると。だから、学習等供用施設は一般の人たちの利用が一定の制限をされざるを得ないという事態になっていると思うんですわね。これを僕は本当に改善していかなきゃいかんと思うんだわね。言いたくはないけれども、腹がたって言うけれども、文化会館の舞台照明にいきなり2億円もつけて、こういうところには金をつぎ込まんと。福祉事業には金をつけんと。どうかしておるんじゃないかしらんと思うんだけど、やり方が。  これの実態はわかりましたので、この実態をこのまま基準以下の施設で引き続きやるのか、何らかの形で改善をされるのか知らないですけれども、これは無責任な対応の仕方だと。しかもそういうことをやっておきながら、今まで利用料は取っていなかったのに利用料を取るというやり方をするというのは、余りにもひどいやり方だということを言っておきます。  子ども手当の関係で、引き続き質問させていただきます。  3歳未満児は延べで1万153人と、以上は5万404人というふうに延べで書いてあるんですけれども、4月現在の3歳未満児なり年齢別に行くと、これは18歳までやったよね、支給は。大変だとは思いますが、3歳未満児が4月1日現在ではどのくらいになるんですか。 ○福祉児童課長津田義信君) 延べで額を計算しておりますので、実数という形では12で割った846ということになります。 ○委員(小林 明君) 3歳未満児というとゼロと1歳と2歳でしょう。それぞれの人数を知りたいわけ。 ○福祉児童課長津田義信君) 申しわけございません。そういった形では把握いたしておりません。 ○委員長伊藤伊佐夫君) じゃあ、ほかの質問。 ○委員(小林 明君) 人数が変動すると思うけど、例えば3歳未満児でも誕生日が来れば3歳になるで、その日その日によって変動すると思うけれども、僕もちょっとわからんで申しわけないですけれども、例えば月の半ばに生まれると3歳未満児が2歳だったと。それで月の半ばに3歳になったと。そうすると2万円の支給なのか1万3,000円なのか、半分に割って支給するとか。 ○福祉児童課長津田義信君) その月までは2万円でございます。 ○委員(小林 明君) シルバー人材センターのことで聞きたいんですけれども、サングリーンハウスでシルバーの人たちの活動がされておると思うんですけれども、シルバー人材センターの職員の人件費や何かは、指定管理者の運営費の方で見ておるんですか。 ○介護健康課長久世信樹君) 指定管理の方は、いわゆる指定管理の部分の嘱託員の方で対応していただいております。 ○委員(小林 明君) そうしたら、129ページの高齢者生きがい対策推進事業費の1,484万2,000円のところで人件費を見ていると。老人クラブも入っておるで、シルバー人材センター補助金1,199万1,000円、この中で見ているということになりますか。 ○介護健康課長久世信樹君) 補助金の中で人件費の分をお願いしております。 ○委員(小林 明君) 以前は県から補助金が出ておったけれども、今はどういうふうですか。 ○介護健康課長久世信樹君) 今でも同様、補助という形で国を通じて、国から県ということで来ております。 ○委員(小林 明君) 歳入はどこを見たらいいんですか。 ○介護健康課長久世信樹君) こちらの129ページの予算には明細は出ていないんですけれども、23年度については連合交付金ということで県のシルバー連合会ですけど、国庫補助相当分で710万円ということで上がっております。それはここには出てきません。町の補助金の分は補助金の分、国のいわゆる県シ連から来る国庫補助分710万円は直接シルバーの方で受けていただいております。 ○委員(小林 明君) 以前は高齢者能力活用協会補助金ということで出ていたけれども、こういうものはなくなったの。 ○介護健康課長久世信樹君) 名称が法律上、何年前だったかちょっとあれですけど変わったということで、名称が変わりました。 ○委員(小林 明君) 出ておったというのは、県から扶桑町の会計の方に補助金が出ておったという意味ですわね、僕が言うのは。それが今なくなっておるんじゃないかと思うけれども、名称が変わったのならどういう名称になったんですか。 ○介護健康課長久世信樹君) あくまで国庫補助自体は直接扶桑町のシルバー人材センターの方で申請をしていただいて、直接もらっていただくということになっています。 ○委員(小林 明君) 扶桑町にも高齢者能力活用協会補助金ということで、扶桑町の予算に上がっておったときがあったんだわね。それがいつからなくなったんですかというの。 ○介護健康課長久世信樹君) ちょっと時期については私の方で把握していません。 ○委員(小林 明君) 今、シルバーの人たちに直接僕が確認したわけでもないし、直接どんな文章なのか知らないですけれども、国か県か知らんけれども、この補助金がカットされるというんですわね、国か県からの。それに反対する署名運動をやっておるという話だけれども、シルバーの人たちが。実態はどうなんですか。 ○介護健康課長久世信樹君) おっしゃるとおり署名活動はしておみえです。 ○委員(小林 明君) どういう中身の署名なんですか。 ○介護健康課長久世信樹君) いわゆる事業仕分けの関係で、国庫の分の補助金自体縮減ということで、今回も昨年度に続けて21年の年末にありまして、また昨年の再度事業仕分けでということでありまして、一応縮減という形で下げられました。 ○委員(小林 明君) そんな重大なことを、実際にはシルバー人材センターというのは、もともとは高齢者能力活用協会を設立しようということで、町が主導して立ち上げた法人なんだわね。その法人が、国や町からも県からも補助金が出て実際には運営されているものが、国の補助金がカットされたら運営が困難になるんじゃないですか。それでやっていけなくなったら、一体だれが面倒を見るんですか。職員を実際には採用してやっておるわけで、そういう事態になっておったらきちんと報告して、議会側としたって、何らかの対応を僕はすべきだと思うんだわね。何でそういうようなことをきちんと報告してくれなかったんですか。 ○介護健康課長久世信樹君) おっしゃるとおり報告の方がしていなかったもんですから、申しわけございませんでした。 ○委員(小林 明君) 補助金がカットされたら、シルバーの人たちの人件費だとか、シルバーの運営はどういう形になりますか。 ○介護健康課長久世信樹君) シルバー自体、当面は積み立ての部分も約1,500万円ほど一応あるということもございますので、それも取り崩しもしながら、まずはそちらの方で、あと事業的にもやはり生きがい活動が重要ですので、そちらの方でしっかりお願いしていくというふうでお願いしております。 ○委員(小林 明君) 景気がいいときには、企業からもいろいろとこういう仕事をやってくれ、ああいう仕事をやってくれといって仕事の量は多いと思うの。だけど、この不景気のときに、仕事をやってほしいという受注を受けるのに大変な事態になっておると思うんだわね。あそこのサングリーンハウスの作業所を見たって、以前はいろんなもので山になっておったわね。今行くといろいろな商品がほとんどありゃせん。仕事がありゃせんと言うんだわ。  どこかのところじゃないけれども、金がある、金があると言ったって、積立金なんかは恒久的な財源じゃないんだわね。これ、取り崩したらなくなっちゃうだわね。1年や2年はそれで対応できるかしらんけれども、2年、3年とやっていったら、積立金がなくなったらどうやってやるの。結局シルバーというか、事務の職員の首を切らなければならないというような事態になるんじゃないですか。そういうようなことで、実際にシルバーの会員の中から、どうも今の事務員を今までどおり雇っていくわけにはいかんで、首を切らなならんかわからんわなというような話まで出ておるんだよ。どうするんですか。 ○介護健康課長久世信樹君) シルバーの運営に関しては、やはり景気の動向もございまして、確かに厳しい状況ですので、それはしっかり今後の事業展開の計画を立てていただくということでお話はしております。 ○委員(小林 明君) だから、補助金をカットせないいんだがね。実際にこれからどんどん高齢者がふえてきて、生きがい活動としてシルバーに入って会員になってやろうという人たちがいればそれだけ事務がふえるわけで、職員もふやしていかにゃいかんという可能性だってあるわけなんだから。そういうことを考えたときに、国が事業仕分けだと言って実際に活動しておるところの金をカットされちゃって運営ができんような事態になったら、だれが責任を負うんかというんだ。だから、国に対して補助金をもとに戻せということを要求していくべきだと思うんです。  町長、そういうようなことを知っておったですか。シルバー人材センターの補助金がカットされてきておるということ。 ○町長(江戸 滿君) そんなに具体的に細かくは承知をしていないんですが、ただ、やっぱり今の出ましたような事業仕分け等、あるいは例えばイオンあたりに雇用をお願いしておったものが、なかなかそういかない方向が出てきたとか、そういう状況の変化の概括的なことは頭に描いておるんですが、それを総合して、今御議論が出ているように、シルバー人材センターの運営というものが大変厳しくなってきているという認識は持っておるんですよね。  だから、シルバー人材センターのお考えもよく聞いて、そして、今後行政的な観点を入れてどういう方向を求めていくか。あるいはその中で、生き生きとして事業活動を続けていけられるような対策はどうなのかというようなことは求められてきておると。だから、そういう意識は持っておりますので、どこか比較的近い時点で、シルバーさんと具体的な意見交換を含めたものをやらないかんという認識は持っていたんです。 ○委員(小林 明君) いずれにしろ国の補助金がカットされて、運営ができなくなったということになれば、多分運営ができなくなって、扶桑町の行政の側というのか、高齢者対策の面からいっても困るわけだから、町として補助金を増額せざるを得んような事態に追い込まれる可能性だってあるわけだわね。だから、そういうようなことのないように、地方に財源を財源をと言ったって、地方の財源は別のところに使わせるようなことばかりやっておって、本当にやらなければならないところに財源が回っていかないというようなことになったら大変だから、やっぱり僕は町長が今愛知県の町村会長を、もうじきかわるかしれないですけれども、町村会長をやっておるわけだから、そういう組織を通じてでも、実際に活動しているところの補助金をカットするなということを、国に対して求めていただきたいと思うけれども、その辺はどう考えておりますか。 ○町長(江戸 滿君) 愛知県の町村会長として、シルバーのことを上げて言うことはどうなのか。どうなのかと言ったら、そういう意思は全くないということではなくて、それが全国的な点もありますから、全国の関係と協調していく性格になるかなあと、こう思います。  いずれにしましても、さっき申しましたように、シルバーの国等の変化も含めまして、総体的に厳しい状況になっているということは間違いない認識だと思っているんですね。だから、その辺の問題意識を強くして、これからより意見交換をして、将来に向けてのあり方というものをやっぱり議論せないかんということでありますし、またその中で、現在シルバーさんもいろいろ考えてみえると思いますが、事業主体である法人であるシルバーさんが、主体的に自分らの問題を深刻にとらえて、それに対してということが関連すると思うんですね。ということで、できるだけ近いところでシルバーとそういう点の意見交換をしてみたいと。これはそういう考えについてはちょっと申してあるんですが、そういう思いで今おります。 ○委員(小林 明君) いずれにしても、シルバーの人たちは深刻にとらえて署名運動までやっておるわけだ。多分扶桑町のシルバーだけじゃないと思うんだわね。全国的な運動として展開しておるんじゃないかなあという気がするんだけれども、深刻な状態になっておると思うんですわ。だから、これはシルバーだけじゃなくて、実際に活動しているところの補助金をカットするというようなことは絶対にやるなと。まだほかにもあるんじゃないかと思うけれども、絶対にやるなということを自治体の長としても、そういう姿勢で臨んでいただきたいというふうに思います。  もう一つシルバーの関係で、シルバーハウスってあるわね。シルバーハウスを改修して、別の事業をやりたいというような声もあるというふうに聞くんだけれども、ところがその改修は、当局が全く認めてくれへんと。指定管理者制度で管理しておる施設だから、町としてはそんなことはやらないよという話だというんです。本当かうそか知らんよ、そういうふうに聞いておるんです、僕は。  ところが、老人憩の家は指定管理者制度で指定管理者を定めているにもかかわらず改修工事をやるんだわ。何でシルバー人材センターの人たちが、活動をさらに充実させていこうという考えに基づいて町にお願いするのに、それを拒否して、老人憩の家は認めると。おかしな話じゃない、どうして拒否するんですか。 ○介護健康課長久世信樹君) あそこは高雄シルバーハウスのことでございまして、企画提案事業ということで新たな事業をやっていきたいということで、犬山でもそういう実例があるにはありまして、いわゆる公の施設のとらえ方ということもございまして、方法論としていろいろ検討はしまして、行政財産の施設ということになりますので、一つは目的外というとらえ方で考えたことは考えたんですけど、ただし、高雄シルバーの条例規則の方ですが、どうしても趣旨というものがございまして、いわゆる生きがい活動という中身はありますけど、具体的な中身がないものですから、そういう形でやる方法も一度は検討をしました。行政財産目的外ということで、それはそれで検討したんですけど、やはり現実は目的外使用というのは、相当厳しい条件でないと使えないということですので、そこでやはり非常に難しいということで、うまく解釈すればいいですけど、そこら辺が解釈ができないということで、はっきり言いまして、県から国まで確認しながらということで、犬山市さんはそういう形でやられましたが。 ○委員(小林 明君) 目的外使用といって、シルバーの人たちの生きがい活動としてやることについて、高雄シルバーハウスというのはそういう目的でつくられておるわけじゃないんですか。そういう考え方に基づいて事業をやるのに、若干の改修をお願いしたいという話だったら受けりゃいいじゃないですか。 ○介護健康課長久世信樹君) やはり目的外ということと、高雄シルバーの条例の方に趣旨と見比べてしまうと、どうしても非常に難しいということで、結果としてはできないということでお願いしております。 ○委員(小林 明君) 高雄シルバーというのはどういう目的でつくられたんですか。 ○介護健康課長久世信樹君) 4,111ページに上がっておりまして、第1条の中で趣旨ということで上がっております。第2条は、高齢者の社会参加により福祉の増進を図るため作業場を設置するということで、主に企画提案事業的な要素がある具体的中身の業務が上がっていないということで、第5条の方にも事業として上がってはおるんですけど、高齢者の生きがいを高めるための就業機会の提供、2号の方も同じように上がっていますが、その他高齢者の生きがいを推進するために有用な活動の実施ということで上がってはおりますが、あくまで作業所というとらえ方も一つありまして、根本的にこの部分もどうしても難しいなということでございましたので、そういう状況です。 ○委員(小林 明君) あんたら、そういうことで条例に規定されておるでできないというんじゃなくて、やる気がないということなの。そういうことで必要なら条例改正をせやいいんだわ、簡単な話だがね。できないんじゃないんだよ、やる気がないんだわ。そういうことなんだわ。やる気がないからできないんだよ。やる気があればできるんだ。 ○健康福祉部長鈴村能成君) 高齢者の作業所の件でございますが、当初、子育て支援の事業をやりたいというようなお話がありまして、シルバーハウスでやりたいというようなことがございました。それで、私どもも当初は高齢者の作業所というようなことがあるもんですから、それが本来の目的外じゃないのかというようなことで、担当なんかにいろいろ調べさせたんですが、なかなか明確な答えが返ってまいりませんでした。それで、実際にそれが本当の目的外であるというようなことで、なかなかちょっと難しいんじゃないかなというようなお答えをしたのは確かでございますが、お話の件もございまして、目的外というよりも、シルバーが指定管理をしておるものでございますので、その中で子育て支援をやっていく方法はないかというようなことで、もう一度検討しようというようなことになりまして、これからでございますが検討していきたいというふうには今現在思っております。 ○委員(小林 明君) 条例を盾にとってできないんじゃないんだわね。条例に本気になってやるという立場に立てば、今の条例でだめだったら条例を改正するという立場に立てばできる話なんだから。そんなことで一遍、議会の方に条例改正して諮ってみて、条例改正が解決されればやっていきますのでという話ができるがね。それをできない、やらないという前提に立ったら、住民の要求なんか全く実現するという方向じゃないんだわ。今の範囲でしかできないわけだ。今の範囲を拡大していこう、必要だなあというふうに思ったら、条例にはこうなっておるから、この条例を改正するまで待ってくれというように対応すればいいがね。そういうようなことで、できないできないということをやれば、やっぱり役人はだめだということを言われちゃうんだから、もう少し柔軟に対応していただきたいと思います。 ○委員長伊藤伊佐夫君) この件につきましては、今鈴村部長がお答えいただいたように、本当に子育て支援をしたいという皆さんの強い思いがございますので、ぜひ今、小林委員からも発言がございましたように、よく検討していただきまして、シルバーの人たちの思いも、あるいは子育て支援をしたいという人たちの思いも酌んでいただきまして、ぜひ前に進むような方向へ進めていただきたいということを私からもお願いしていきたいと思います。 ○委員(小林 明君) ありがとうございます。 ○町長(江戸 滿君) 今、部長や担当が答えているんですが、小林委員の方から条例改正をしてできないのかと、もっとそういうところも考えないかんという御指摘はよくわかるので、決して職員は消極的だとか、そういうふうには私は思っていないんで、職員は職員として、やっぱり条例があるからという考えを持つんで、そういう中では目的外等があり、あるいは上級機関に検討してやったんだけれどもなかなか厳しいということなんで、実際、私はまさしくそれを今言ってあるんです。発想を変えて、議会にお願いをして条例を変える方法はないのかと。それから、また条例を変えればできそうというふうに簡単にはならないんで、やっぱり事業内容とか、あるいは条例をどういうふうに改正すればというようなこともありますので、だから決してそういう考えがないわけじゃありません。そういうふうに言ってあるんで、今からやるところでありますので、御理解ください。 ○委員(小林 明君) 期待しております。  老人憩の家の改修工事が157万1,000円出ておって、何をやるんですか。 ○介護健康課長久世信樹君) 外部にあります避難階段ですね。建ったのは昭和49年でしたけど、非常階段は外にあります2階から下へおりる階段ですが、それが腐食して老朽化して、その塗装と、それからテントがございまして、囲碁・将棋をやるところの南側の部分ですが、そこの部分のテントがもう破れておりまして、生地も張りかえなきゃいけないという状況でございます。テントの鉄骨もさびが相当できておりまして、それも塗装をお願いしながら、あと細かなことですが、廊下も壁が相当汚れておりまして、通路の方の塗装をお願いしていきたいということです。以上です。 ○委員(小林 明君) 何か指定管理者が変わったら改修工事、改修工事と出てきて、今まで何をやっておったんかしらんという気がするんだけれども、この庁用器具費のいすというのは45万4,000円って、どんないすを買うんですか。いす等の等というのが大体くせ者だけどね。 ○介護健康課長久世信樹君) 折り畳みいすでございます。折り畳みのいすが20脚、それからそのいすを載せる台車が2台。あと普通の折り畳みのテーブルが10脚。あと、ホワイトボード1台ということで、そんな中身でございます。 ○委員(小林 明君) テーブルってこういう立ちいすというか、立ったいすですか。 ○介護健康課長久世信樹君) そんな立派なものじゃなくて、第1会議室に昔あった、ぱたんとできる、こんな立派なものじゃなくて、普通の折り畳みの畳んで積んでおくことができる一般的なテーブルです。よくどこの公民館にも今でもありますけど、そんなような一般的なものです。 ○委員(小林 明君) 要するに利用者が多くなって足らんくなったということですか。 ○介護健康課長久世信樹君) それもございまして、むしろ壊れてきておるもんですから、それもございます。 ○委員(小林 明君) たんぽぽの方でパン工房か何かつくるという話、あれはどうなったんですか。 ○福祉児童課長津田義信君) 23年度採択、いわゆる22年度に申請して23年度の国の採択を目指したわけでございますが、不採択でございました。 ○委員(小林 明君) 要するに国に対して出しておるの、県。 ○福祉児童課長津田義信君) すみません、ちょっと説明不足で申しわけございませんでした。  たんぽぽの方は社会福祉施設の補助金の採択を目指しておりまして、愛知県に申請し、県の採択をしたものに対して国が予算をつけると。全体的で4分の3の補助でございます。これに対して不採択の結果が出ましたので、現段階では23年度の新施設建設は見合わせているという話で聞いております。 ○委員(小林 明君) どういう理由で不採択になったかわからないですか。 ○福祉児童課長津田義信君) 大変申しわけありません。そこまではちょっと把握いたしておりません。 ○委員(小林 明君) 障害者の人たちがせっかく町の用地を借りて施設をつくっていこうということで、積極的な方向で取り組んでおったやつが不採択になってしまって、引き続きたんぽぽの方は採択してもらえるような方向で取り組んでいく、もう完全にあきらめちゃったわけじゃないでしょう。
    福祉児童課長津田義信君) 扶桑福祉会の方としては、少なくとも3年はトライしたいという話を聞いております。 ○委員(小林 明君) 小規模の特別養護老人ホーム、これ忘れちゃったでいかんけれども、23年度の予算ですが、23年度中にできることは間違いないんだけれども、いつごろ着工され、いつごろ完成する予定なんですか。 ○介護健康課長久世信樹君) 4月に入りましたら補助金交付申請をお願いしながら、内示という形で国庫の方がつきますので、それが出ましたら速やかに、時期的には内示に関しては4月下旬、5月連休明けごろではないかということとなる予定です。はっきりちょっと何とも言えませんけど、そういうごろであろうということと、内示を受けながら速やかに建築の方へお願いしていくということと、実際竣工に関しては3月の下旬という予定で、ただ、オープン自体はすぐにお願いしたいんですけど、現実は準備等が必要なもんですから、実際三月ぐらい延びるという状況で計画はされております。 ○委員(小林 明君) そういう意味では、オープンするのは3ヵ月ぐらいというと、7月1日ぐらいになるんですか。 ○介護健康課長久世信樹君) そのような予定で計画しております。 ○委員(小林 明君) 入所のできる方というのは、現在58人の待機者で29人の定員だというと半数が入所できるんだけれども、例えば入所の順番はどういう形になるんですか。 ○介護健康課長久世信樹君) 小規模特養ということで、大型特養も一緒なんですが、現実58人見えます。29人ということでございます。ただ、そういう基準というものが県の方にも一応ございますので、それにもたれた格好、基準というのは、介護度とか、緊急性とかさまざまな要素がございますので、それを見ながら入っていただくということで考えられております。 ○委員(小林 明君) 介護1でも施設は利用できるんだけれども、介護5の人と1の人とどちらが緊急性というのか、入所からいけば介護5の人の方が緊急性があるということは理解できるんだけれども、家庭の事情もあるわね。今問題になっている老老介護、高齢者の人が高齢者を介護するというような状態の人もいるし、比較的若い子どもがいるというところと、また財政的にも余裕のあるという、いろいろな側面があると思うんだけれども、その辺の基準というのは、それぞれの施設で入所の順位を決める基準というのを持っているのかね。何かそれとも県か国の介護保険の関係の法律か規則か何か知らんけれども、そういうもので基準が決められているというものなのか。 ○介護健康課長久世信樹君) おっしゃるとおり標準的な基準というものは、県の方で一応示されておりますので、それにもたれた格好、今の扶桑に関しても同様ですが、当然介護度が重い、それから介護をしなきゃいけない状況、家庭的なことも含めていろんな要素が入っていますので、そういった県に標準的な基準というものが既に前からございますので、それにもたれた格好でやっていく予定です。 ○委員(小林 明君) 羽根西の現在の児童遊園を廃止して新たに児童遊園をつくるというんですけれども、つくる場所は決まっておるんですか。 ○福祉児童課長津田義信君) 候補地は決まっております。 ○委員(小林 明君) 資料で図面は出していただいておるの。 ○福祉児童課長津田義信君) すみません、お出しはいたしておりません。 ○委員(小林 明君) 出してもらいたいんだけれども、どの辺につくるんですか、現在の位置と比較すると。 ○福祉児童課長津田義信君) 地番で申しますと羽根西の38番地でございますが、木津用水の駅から南の方に、ちょっとすみません。距離は正確ではありませんが、一応線路沿いの一角でございます。 ○委員(小林 明君) マックスバリュのすぐ北側あたりなのか。 ○福祉児童課長津田義信君) 後ほど図面はお出しをさせていただきますが、なかなか言葉ですと申し上げにくいところでございますが、現在の羽根西児童遊園をマックスバリュに沿って、線路沿いに入っていただくと左手の畑地でございます。 ○委員(小林 明君) 線路沿いだと子どもが線路の中へ入っていって心配するけど、その辺はちゃんとやってくれると思いますけれども、災害防止対策資金預託金ということで、これは165ページ、災害救助費ですけれども、災害防止の貸し付けだわね。利用実績はどうなんですか。 ○福祉児童課長津田義信君) ここ20年ほどございません。 ○委員(小林 明君) これはずうっと前に、それこそ扶桑駅の周辺だとかあちこちで、一たび雨が降ると浸水騒ぎになって、かさ上げしたりする何かするときに、町から貸付金制度をつくってかさ上げをして、浸水対策としてやってもらおうということが中心でできた制度だと思うんですよね。今浸水となれば、それこそ大雨が降れば別ですけれども、比較的以前と比べると浸水被害というのは減少してきていると思うんですわね。以前はちょっと降ると床上だとか床下だとかになったけれども、ある程度被害も縮小してきているわけで、いつまでも災害防止対策資金の融資で同じ500万円も預託しておく必要があるんだろうかと。100万円ぐらいでもいいんじゃないかなあという気がするんだけれども、その辺どういうふうに考えますか。  農協なんかは多分なしでも貸してくれるからね。 ○福祉児童課長津田義信君) この制度自体、実績はございません。先ほど申し上げたとおりでございます。平成十五、六年当時に申請直前まで行った例が1件ございましたけれども、最終的には辞退されましたので、ここ数年例がないわけでございます。  預託のありようについては、確かに委員のおっしゃるとおりでございまして、500万円のお金が往復をしているというのは会計上の事実でございます。実際100万でいいかどうかというのは、この貸し付けを実際あればお願いするであろう名古屋銀行とのお話し合いということになります。そういうのができるかどうかわかりませんけれども、ちょっと相談をしてみたいというふうに思います。 ○委員(小林 明君) 住民の税金ですので有効に活用するという面からも、実際に資金が活用されていないという状況であれば、見直しも必要じゃないかと思いますので、ぜひとも検討していただきたいと思います。終わります。 ○委員長伊藤伊佐夫君) ほかによろしいですか。    〔発言する者なし〕 ○委員長伊藤伊佐夫君) それでは、質疑もないようですから、平成23年度扶桑町一般会計予算所管部分については質疑を終結いたします。  ここで昼食休憩とします。午後は1時から開催いたしますので、よろしくお願いします。              午前11時47分 休憩              午後0時57分 再開 ○委員長伊藤伊佐夫君) それでは休憩を閉じ、会議を続けます。 ○福祉児童課長津田義信君) すみません、お時間をちょっといただきますが、休憩時間中にお手元に小林委員さんから御依頼がございました羽根西児童遊園の建設予定地の位置図の図面をお届けさせていただいております。よろしくお願いいたします。 ○委員長伊藤伊佐夫君) 続きまして、渡辺住民課長より報告したい事項があるということですので、よろしくお願いします。 ○住民課長(渡辺 誠君) 今回の東北地方太平洋沖地震におけるいろいろな被害が起きております。それに伴いまして、昨日の夜、それから今も自席の方に戻りましたらいろいろと通知が来ておりましたけれども、皆様方の方もいろいろと御相談を受けることがあると思いますので、参考ということで報告をさせていただきたいと思います。  被災をされた方が、当然御自宅など流されてしまいまして、保険証ですとか、いろんなものが既に紛失されてしまっている方が多数お見えになると思います。そういう方が身内を頼ってこちらの方に避難をしてみえたとか、そういう場合につきまして、お医者さんにかかってみえても保険証とかがない場合とか、いろんなことが想定をされます。そういうような場合につきましては、これは国保だけではなく後期高齢ですとか、被用者保険におきましても同じでございますけれども、一応住所を申し立てることによって受診できる取り扱いをするということで通知が参っております。そのほかにもいろんな方がお見えになります。公費負担医療ですとか、そういったようなことを受けてみえる方もあると思います。そういう方につきましても、これは別途、また通知が来るということでございますが、今そういうことの対策をとって、医師会の方に通知をするような準備になっているというようなことでございます。  それから、国保とか後期高齢におきましても、保険者がそれぞれの地元ですので、ちょっと詳細まではわかりません。担当の方に午前中に問い合わせをさせましたが、まだ詳細は固まっていないということでございますけれども、一応被災された被保険者の方の一部負担金ですとか保険料について、その被害状況に応じて適切な措置を講じられたいことということで、どういうような措置をとるかというのは、どうも来ている資料が県も市町村も同じものがそのまま来ているだけで、詳細についてはまだわからないということでございますけれども、一応国においてもそういう動きをしてみえるということでございますので、もし、議員さん方に相談があった場合には、そういう措置が今講じられておるということで、詳細はもう少しかかると思いますけれども、動いているということで伝えていただきたいと思います。  そのほかにも戸籍の事務の関係ですとか、埋火葬の関係とかも来ております。これは事務的なことになりますので、これから私どもの方で消化して、事務に支障がないようにしていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。報告は以上でございます。 ○委員長伊藤伊佐夫君) ありがとうございました。 ○介護健康課長久世信樹君) 介護健康課の方からもお願いします。  先ほど東北地方の地震の関係で、介護保険の方も同様でございまして、被災した要介護者等への対応について事務連絡が来ております。保険者である市町村、避難先も含めて総合的にですが、柔軟な対応をお願いいたしますということで来ております。  実際には居宅サービスを行う事業所の方で介護をしていただきますが、柔軟な対応ということで、お名前とか生年月日を申し出ていただければ、通常のサービスを受けることができるということでございます。お願いします。  それから先ほどですが、予防接種の関係でございまして、矢嶋委員さんの方からお話がございまして、例えばポリオが64.2%だとか、60%台もありますということでおっしゃってみえた、これはそのとおりでございます。  ただ、一つ理由としては、ほかの予防接種もそうですが、低いという理由につきましては、市町の対象者のとらえ方ということで、例えばポリオの場合、扶桑町の場合はゼロ歳から1歳半まで1年半という年齢の対象者というとらえ方をしております。他の市町につきましては1学年だけというとらえ方をしてみえるということで確認できましたので、そういったそれぞれの市町の基準がちょっと違ってきておるもんですから、こういった結果だということで確認できました。お願いします。 ○副委員長矢嶋惠美君) 三種混合も同じ理由ですか、60%台の接種率になっているのは。 ○介護健康課長久世信樹君) 同じく三種混合もおっしゃるとおりそれぞれ1回、初期とかいろいろありますが、第1回の初回が例えば63.3%、60%台です。これも同様、三種混合につきましても、接種年齢自体が異なってきます。 ○副委員長矢嶋惠美君) 幅が広いということですね。 ○介護健康課長久世信樹君) もちろん幅もございます。接種漏れ者も含めて全部カウントしてやっておりますのでお願いします。 ○委員長伊藤伊佐夫君) では、続きまして議案第5号 平成23年度扶桑町国民健康保険特別会計予算につきまして審査を行いますが、その前に、もし補足事項がありましたらお願いします。 ○住民課長(渡辺 誠君) 補足はございません。 ○委員長伊藤伊佐夫君) では、質疑のある方。 ○委員(小林 明君) 今回、限度額を引き上げることによって、どのくらいの増収を見込んでおるんですか。 ○住民課長(渡辺 誠君) 本当にざっとでございますけれども、限度額の引き上げだけでいくと500万ぐらいではないかということで、本当に漠っとした試算でございますけれども、一応それくらいは見込んでおります。 ○委員(小林 明君) それは医療給付費分と後期高齢者支援分、この二つで500万円。 ○住民課長(渡辺 誠君) そのとおりでございます。 ○委員(小林 明君) 本会議でも言ったけれども、影響は高額所得の人だけだという話が国保運営協議会の中で出されたという話だけど、実際は繰り返すようですけれども、国民健康保険税というのが所得割、資産割、均等割、平等割の税率に基づいて課税されるわけですから、資産割が多い人、あるいは世帯数の多い人にとってみたら、所得が伸びなくても限度額に達するという場合だって考えられるわけですけれども、そういう意味では、例えば所得が500万円ぐらいの人とすると、資産割が5.4だから幾らになるんですか、27万円ぐらいになるんですかね。 ○委員長伊藤伊佐夫君) 質疑の途中ですけど、ちょっとすみません。  町長が15分ほど退席されるということですので、よろしくお願いします。  では、小林委員、質疑を続けてください。 ○委員(小林 明君) 所得が500万円ぐらいの人でいくと27万円かね、5.4%ですから。あと、固定資産税が100万ぐらい納めているという人になると、50万円になるわね。オーバーするわね、均等割、平等割があるわけですから。だから、本当に500万円の所得の人にとってみたら、所得税も取られる、住民税も取られる、取られるという言い方は悪いけれども、住民税も納めなければならない、国民健康保険税も納めなければならない。国民健康保険税は所得の1割も取られるという、住民税も同じようなものだけど、国民健康保険なんかは特に控除額がほとんどないわけでしょう。基礎控除とかそういうものがあるわけじゃないもんで、まともに取られるわけで、所得が1,000万円だとか2,000万円の人なら別だけども、固定資産税が多い人なんかは所得が低くても限度額に達するという場合があるんじゃないかと思うけれども、その辺はどういうふうに見ておるんですか。 ○住民課長(渡辺 誠君) 現実にそういう所得のランクが上がった方では、実際にお見えになります。ただ、私どもの方で調べましたところ、軽減対象になっているような方については、そういうような方はお見えにならないというような、電算上でちょっと調べましたけれども、そういうような状況でございます。  また、一般論でございますけれども、今回、国の方がこのように限度額を上げてきたというのは、やはり中間所得層の方が非常に負担感が大きいということがございまして、比較的担税能力の高い層に応分の負担をお願いしたいというようなねらいもあるということでございます。決して値上げがいいということではございませんけれども、やはり非常に厳しい状況ということもございまして、担税力の高い層にお願いをするというようなねらいがございます。よろしくお願いいたしたいと思います。 ○委員(小林 明君) 一般的には、税というのは累進課税の方が所得の再配分という意味からいくと平等だと思うんだけれども、今の国民健康保険税を負担するという側面でいくと、所得なり収入の1割以上を負担しなければならないという結果になっておると思うんだわね。例えば収入200万円の人にとってみても、1割以上の負担をしなければならない事態になっていると思うんですわ。資産割だとか均等割、平等割を入れれば、200万の人は20万円以上の負担している人がかなりおるんじゃないかと思うんだわね。そういう状況のもとで、負担するのに生活費に食い込んでいくような負担額が実際に国民健康保険税にのしかかってきているという状況のもとで、さらに限度額を引き上げるということについて、僕はどうかと思うんです。  例えば限度額の引き上げについても、それこそ200万円までは限度額は幾らですよ、300万円までは幾らですよ、500万円までは幾らですよ、800万円を超したらこれだけの負担限度額になるよといって、累進的な限度額の定め方でもされておれば、僕は負担能力のある人には負担してもらうという側面ではいいと思うけれども、そうじゃない、所得にかかわりなく、今まで47万円を超しても47万円だったやつが、47万円を超したら50万円までは負担をしてもらうよということは、結局所得の高い人のみならず、みんなに50万円を限度額に引き上げていく対象にしているところに僕は問題だと。だから、所得階層別に限度額を定めることについては、僕はそういう形でやった方がいいんじゃないかというように思うんです。  限度額を引き上げたり、国民健康保険税を引き上げてきた結果、本会議で答弁があった滞納総額が3億1,202万3,279円だというんだわね。収納率を90%の予算で組んでおるもんで、実際には例えば一般の医療費だけで5億4,000万円ぐらいが、本当は国保税として100%としたら5億4,000万円ぐらい入ってくるんだけれども、4億8,000万円しか入ってこないということになると、ここで6,000万円だわね。医療費分だけで6,000万円の滞納が生まれると。後期高齢者の分についても1,100万円ぐらい。だからそうやって見ると、全体で、きょう計算していないでいかんけれども、8,500万円ぐらいは滞納額は増になるのね。それで、滞納の繰り越し分の収納率は15%だもんで、3億1,000万円の15%というと4,500万強だわね。そうすると4,000万円ずつ毎年滞納繰り越しがふえるという勘定になると思うの。そうすると滞納繰り越しがどんどんふえていって、強制的な取り立てをやらん限り減っていかんと思うけれども、こういうことについてどう思うね。 ○住民課長(渡辺 誠君) 本当におっしゃられるとおり、全国的にやはり国保自体が所得の少ない方、それから年金所得の方ですとか所得の本当にない方とか、そういう方の保険ということで、当初はかなり自営業の方とかが多かったということは聞いておりますけれども、現状ではこういう状況ということで、非常に厳しい状況になっております。  では、どうするかということでございますけれども、本当に抜本的にどうするかということは我々も見通すことができないような状況ではございますが、本会議でもおっしゃられてみえるように、国の制度の見直しですとか、そういうことがなければ、今の現状は本当に変わっていかないというのが現実の姿であろうというふうに思っております。 ○委員(小林 明君) 本当に住民の皆さんがこのくらいなら払えるわという、そこまで国民健康保険税を引き下げるということが、滞納を減らしていく一つの道じゃないかという気がするんだけれども、その辺はどういうふうに思いますか。 ○住民課長(渡辺 誠君) もともと所得のが少ない方がお見えになるということでございますが、かかる医療費といたしましては、そういう方も高額所得の方も変わりはないということでございますので、ほかの協会けんぽですとか健保組合などでも年齢層によりまして余裕があるわけでございますけれども、国保につきましては、所得が少ないということもございますが、年齢層も高いということもございまして、俗な言葉で言いますとダブルパンチというようなものが本当に現状でございます。  我々といたしましても、国保税を上げればいいというような認識は持っておりません。何とかして払っていただいてやっていける、そういう運営を目指してはおりますが、今の実態としては、本当に打つ手が少ないというのを実感いたしておるところでございます。 ○委員(小林 明君) この間も一般質問の中でも明らかにさせてもらったけれども、昭和50年、60年代というのは、まだ国保の収入に占める国庫支出金の割合というのは50%ぐらいだったんだよね。ところが、今は国庫支出金は21年度の予算でいくと18%だと。これは今まで国が負担しておったものをほかの健康保険組合の方から共同事業何とかという形で供給させて、そっちの方からかわりに出ているということが言えるか知らんけれども、国庫支出金そのものが大幅に減額されたということは、実際の事実なんだわね。医療費総額に対して、今まで45%の負担金だがね。医療費の総額に対する45%が負担で、それの医療給付費を要するに7割の50%、35%に減らされたわけ。だから、これを元に戻すだけでも国保税は大幅に値下げできると思うんだわね。  そういうことから見ると、本当にひどい制度にさせられたということが言えると思うんですよ。だから、国の補助金をふやせと言うことを口を酸っぱくして言っていただきたいというように思います。  引き続きお願いします。  国民健康保険税は前年と比べると6,798万2,000円、これが一般被保険者で、そのうちどの部分が、例えば医療給付分が幾ら減って、後期高齢者の支援金分、介護保険納付金分とわかりますか。 ○住民課長(渡辺 誠君) 一般の被保険者の方で申しますと、それぞれの医療給付費分も、後期の方も介護の方もそれぞれ減っているというような状況でございます。こちらにつきましては、人数の減ですとか、所得の伸びの減少とか、そういうような原因、あと固定資産税の伸びも減で見込んでいるというような事情がございまして、それぞれの分野で減っているというのが現状でございます。 ○委員(小林 明君) それぞれの分野で減っておるけど、それぞれの分野で個々に医療費給付分でとか、後期高齢者支援分という、それぞれのところでどれだけ減っておるかということはわからないですか。前年度分と比較すれば出てくるわな。 ○住民課長(渡辺 誠君) 原因といたしましてはそのようなことでございます。  額といたしましては、医療給付費分で減の分が5,170万6,000円の減少でございます。それから、後期高齢者支援金分につきましては1,458万5,000円。それから、介護納付金分につきましては378万4,000円の減ということでございます。 ○委員(小林 明君) 歳出の方の全体で保険給付費が2%ぐらいふえているんだけれども、そのうち療養給付費の一般被保険者療養給付費、これは何%増になるね、予算でいくと。前年度比較すると。大してふえていない。 ○住民課長(渡辺 誠君) 2.3%の増でございます。 ○委員(小林 明君) 最近の実績でいくと、この程度の増ですか。 ○住民課長(渡辺 誠君) おっしゃるとおり、実績で見込んでおります。 ○委員(小林 明君) 前に値上げしたときに、11%増を見込んで値上げしたんだよね。鈴村さんがおったときか、忘れたけれどもね。そんな伸びやせんと、値上げし過ぎやと言って、僕は大分力んだけれども、結果として値上げし過ぎて、21年度だったか1世帯当たり7,000円引き下げたの。まだほかに値上げし過ぎたんじゃないかなあという、その当時は11%の伸び率を見て試算しておったよね。まあいいですわ、結構です。これでいいです。 ○委員長伊藤伊佐夫君) ほかに質疑ございませんか。    〔発言する者なし〕 ○委員長伊藤伊佐夫君) 質疑もないようですので、以上で議案第5号 平成23年度扶桑町国民健康保険特別会計予算については質疑を終結いたします。  続きまして、議案第7号 平成23年度扶桑町介護保険特別会計予算について、補足説明はございますか。    〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長伊藤伊佐夫君) では、補足説明もないようですので、直ちに質疑に入ります。 ○委員(小林 明君) 今、政府の方として地域で介護するというか、包括支援ケアとか何とかということで、24時間体制で訪問看護だとか、どんなことか知らんけれども計画を持っているわね。それは今回の23年度予算の中に反映されているんですか。 ○介護健康課長久世信樹君) あくまで法改正でありまして、次の第5期の事業の内容となっておりますので、24年度からの内容ということでお願いします。 ○委員(小林 明君) 要支援1・2については、介護保険から除外するというか、保険給付をやめるということが言われていますけれども、それぞれの市町村でやるならやると言って、それぞれの市町村任せにしていくという方向になっていると思うんですけれども、それはどういうふうに当局としては今理解されておるんですか。 ○介護健康課長久世信樹君) 本来、予防給付は要支援1・2だったものですから、そういった方が対象なんですけれども、普通なら確かにおっしゃるとおり、予防給付は介護の方で対応しないかんのですけど、市町村の判断でということで、あくまで一つ、選択肢の幅を設けるというとらえ方にもとれますので、それは一つの市町村の判断としてとらえるという形で、私の方としてはとらえております。  要支援1とか2、それから状況によっては更新の場合に非該当になる場合がございますので、そういった場合、一応考え方としてはサービスの内容は違いがないものですから、切れ目がない提供ができるように、一体的に考えるようにというねらいから来ておるんではないかということで、ただ、あくまで市町村の判断ですので、やはり質的な問題とか量的な問題もありますので、具体的なものはちょっとまだ見えていませんので、はっきり言いまして、まだ大まかな方針の部分しか来ていませんのでお願いします。 ○委員(小林 明君) 今回23年度の予算には、そのことはまだ予算的にはあらわれていないと理解すればいいですか。 ○介護健康課長久世信樹君) あくまで24年度の予算に向けての法改正というとらえ方で、今回そういうものでとらえております。 ○委員(小林 明君) 要支援1、要支援2という人たちというのは、どういうことで要支援1、要支援2について予防給付をされておったんですか。 ○介護健康課長久世信樹君) 要支援1の場合は、日常生活において基本的には日常生活の能力はありますが、要介護状態とならないような一部支援が必要とされる方が要支援1ですね。要支援2については、若干立ち上がりとか歩行が不安定とか、おふろが入れないとか、トイレがちょっと難しい、一部介助が要るとか、体の状態の維持または改善の可能性がある方が要支援2ということで、そういう区分があるということでとらえています。 ○委員(小林 明君) そういう意味で、要するに要介護にならないために要支援1、要支援2の人たちに対して予防給付がされておったわけだ、介護保険を通じて。それを市町村任せにしちゃって、市町村によっては積極的にやろうという自治体も出てくるだろうし、そんなことやらんだっていいという自治体も出てくるだろうし、介護保険でありながら市町村任せにしちゃって、それで本当に要介護にならないように予防するなんていうようなこと、国はそういう意味では制度的に責任を放棄するようなもんじゃないかというふうに思うんですわね。来年に向けて、今度介護保険料もまた大幅に値上げするという動きがあるわけだがね。介護保険料は上げる、サービスは市町村任せにする、ひどいと思わないですか。
     だから、僕は要支援1、要支援2だとか、24時間地域で支援するんだといって、包括支援ケアとか何とか言葉があったけれども、そんな体制がとれるかどうかわからんのに、絵にかいたもちになるかもわからへんし、実際に24時間体制で在宅で介護できるかというと、僕は不可能に近いんじゃないかと思うの。そういうことをやると言っているけれども、実際問題として24時間体制でやると言ったけど、できなんだら介護される人が被害を受けるわけだし、地域包括支援ケアとかいうものでも、本当に介護保険でありながら介護が受けられないという結果になるんじゃないかしらんと。  要支援1、要支援2の人たちにとってみても、今まで予防給付が受けられたものが今度どうするんやね。市町村でやるといって費用はどういう負担になるのか知らんけれども、市町村で保険給付が効かなければ1割負担になるでしょう、今だと。だけど、保険給付が効かんわけだもんで、予防給付が効かなければ実費で取るよという方針を町が出したら実費で取られちゃうし、半額だよといったら5割負担になるし。だから、そういう意味では、僕は政府が今考えておることは、何も高齢者のためにならないもんだと思うんです。だから、その辺を十分認識した上で、これからの対応も考えていっていただきたいということをお願いしておきます。 ○委員長伊藤伊佐夫君) ほかにございませんか。    〔発言する者なし〕 ○委員長伊藤伊佐夫君) ほかに質疑もないようですので、議案第7号 平成23年度扶桑町介護保険特別会計予算については質疑を終結いたします。  続きまして、議案第8号 平成23年度扶桑町後期高齢者医療特別会計予算について審査を行います。 ○委員(小林 明君) 当局に聞くべきことではないかしらんけれども、後期高齢者医療制度は廃止するといって選挙をやって、政権をとったら後期高齢者医療制度の廃止を先送りにして、75歳以上の人も国民健康保険に加入させて、勘定は別勘定にして、75歳未満の人と75歳以上の人との会計は別にしてやっていくという方向が今出されてきておるわね。別勘定にすれば名前だけ変わるわけであって、後期高齢者医療制度という名称が国民健康保険の75歳以上のどういう名称になるか知らんけれども、75歳以上の国民健康保険と同じじゃないかと思うんだわね。何か変わるんですか。 ○住民課長(渡辺 誠君) 私がお答えするべきかどうかというのはちょっとございますけれども、本当に個人的な意見でございますけれども、もともと長妻厚労大臣のときに長妻6原則ということで、後期高齢者医療は廃止するということで、廃止という名前においては確かに廃止になるかとは思います。ただ、実態としては今おっしゃられるように、やはり高齢者の方につきましては、先ほどの国保も同じでございますけれども、所得が低い方が多いにもかかわらず、医療については一般の方の8倍というような統計も出ておりますけれども、医療費もかさむということで、これは厚労省の方でいろいろとそういうことを勘案されまして、今のこの案ができているかというふうに思っております。  実際、ではこの案が非常にいいかとか、そういうことになってまいりますと、財政的な問題ですとかいろんな問題があって、なかなかそう簡単には決着はつかないと思いますが、本当になかなか国の方もお金の関係と、それから医療の給付の分と考え合わせて、いろいろ検討を苦しんでやっているんだろうなというような想像はしておりますが、これについては実際どうかというと、今のところどのような制度が一番いいかというのが、年金とかいろいろ考え合わせまして、すべての面で総合して今検討がなされておりますので、私としても、地方自治体としてはそういうようなものを見守りながら、意見を言う場があれば意見を言わせていただきたいとは思っておりますけれども、では、実際どうするのがいいのかということにつきましては持ち合わせておりませんので、申しわけございません。お願いいたします。 ○委員(小林 明君) ついでに70歳から74歳までの方の医療費の自己負担、原則として今1割負担ですわね。これを2割にするという方向が出されてきておるんだけれども、結局後期高齢者医療制度を廃止して、国保全体を見直しするという形で、新しい制度をつくるという名によって、今まで窓口で1割負担で済んでいたものを2割の負担にするというのは改悪だと思うんだわね。  今、本当に物を買う力がない、国民の経済的な余裕がないときに、さらに負担を押しつけられたら、僕は本当に景気の面からいったって、経済対策からいったって逆行することだと思うんだわね。本当に、この問題については後期高齢者医療制度だとか、70歳から74歳までの人の医療費の自己負担の問題だとか、そういう問題は提案されたから何でも認めるというんじゃなくて、真剣に医療の問題については、議会としても対応していく必要があるというふうに思います。以上です。 ○委員長伊藤伊佐夫君) ほかにございませんか。    〔発言する者なし〕 ○委員長伊藤伊佐夫君) ほかに質疑もないようですので、議案第8号 平成23年度扶桑町後期高齢者医療特別会計予算については質疑を終結いたします。  次に、議案第9号 平成22年度扶桑町一般会計補正予算(第8号)(所管部分)について質疑を行います。  福祉関係についてお願いをいたします。 ○委員(小林 明君) 高齢者保健福祉総合計画策定委託料が7万4,000円の減額予算になっておるんですけど、これはいつ計画が策定されるんですか。これが議会の議決の対象になっていると思ったんだが、対象にしているね。 ○介護健康課長久世信樹君) 策定計画のいわゆる本体の計画自体は23年度に行いまして、こちらの方の補正につきましては、意識調査、アンケートの関係でございまして、そちらの方の補正でということでお願いします。 ○委員(小林 明君) 22年度の意識調査の結果は、どういう形で示していただけますか。 ○介護健康課長久世信樹君) アンケートの結果ですが、先ほどの本会議で部長の方からも若干説明の方がございまして、まだ、実際今校正中でございまして、概要的な部分は出てはおりますが、内容的には、例えば先ほどもお話がありました老老介護とか、介護する思いとか、そういった介護の関係で、当たり前ですけど、それが中心で介護の大変さということが今回意識調査の中であらわれております。お願いします。  具体的にどういう形でお示しをさせていただくかということですけど、アンケートに関しましては、実際納品自体が3月31日でございまして、納品次第、各議員さんにお配りしたいと思います。 ○委員(小林 明君) 継続費は当初から値上がり額165万9,000円になったわけじゃないね。今度減額されて、継続費で22年度165万9,000円になった。今度減額されて、継続費の補正というのはないもんだったかな、覚えがないもんでいかんけれども。  あったあった、ごめん、ありました。 ○委員長伊藤伊佐夫君) よろしいですか。 ○委員(小林 明君) 結構でございます。 ○委員長伊藤伊佐夫君) ほかにございませんか。    〔発言する者なし〕 ○委員長伊藤伊佐夫君) ほかに質疑もないようですので、議案第9号 平成22年度扶桑町一般会計補正予算(第8号)(所管部分)の福祉関係については質疑を終結いたします。  続きまして、議案第10号 平成22年度扶桑町老人保健特別会計補正予算(第2号)について質疑を行います。  質疑ございませんか。 ○委員(小林 明君) これでこの会計は閉じるということですね。繰出金でゼロにするという。 ○住民課長(渡辺 誠君) おっしゃるとおりでございます。未精算分を一般会計の方に繰り出しまして、これで会計が消滅するということでございますので、一般会計から一般会計へ繰り越していくということで、老人保健特別会計につきましては、3月31日をもちましてなくなるというものでございます。 ○委員長伊藤伊佐夫君) よろしいですか。    〔「はい」呼ぶ者あり〕 ○委員長伊藤伊佐夫君) じゃあ、ほかにございませんか。    〔発言する者なし〕 ○委員長伊藤伊佐夫君) ほかに質疑もないようですので、議案第10号 平成22年度扶桑町老人保健特別会計補正予算(第2号)については質疑を終結いたします。  続きまして、議案第13号 扶桑町特別職の職員で非常勤のもの等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について質疑を行います。  質疑ございませんか。    〔発言する者なし〕 ○委員長伊藤伊佐夫君) 質疑もないようですので、議案第13号 扶桑町特別職の職員で非常勤のもの等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例については質疑を終結いたします。  続きまして、議案第15号 扶桑町国民健康保険税条例の一部を改正する条例について質疑を行います。 ○委員(小林 明君) 中身はわかっておりますので、先ほどの23年度予算のときに聞くことを忘れておりましたので、関連して聞くわけですが、要するに国民健康保険税は僕は高過ぎて払えないということで、収納率が非常に低下してきていると。低下してきておる中で、広域化支援方針というのを愛知県が策定して、扶桑町においては収納率を23年度91%、24年度92%に引き上げよという方針が示されたわけだわね。この目標収納率の設定を見ると、要するに被保険者数で目標収納率を定めておるというのは、どういう理由なんですかね。 ○住民課長(渡辺 誠君) 県の方の考え方といたしましては、収納対策につきましては、被保険者数が少ない市町村では取り組みが比較的容易であるものの、保険者数が多くなるにつれて、困難者が増す状況にあるというように県は考えているようでございます。ですので、非母数の1万人未満、それから1万人以上5万人未満、5万人以上10万人未満、10万人以上という4段階の区別をされまして、これで目標収納率を定めているというのが県の方の考え方でございます。 ○委員(小林 明君) 実際にこうやってまた国保税の限度額を引き上げると、おれはそんなものは払わん、そんなに上げるんだったら払わんよという人が出てきたら困っちゃうわね。この収納率というのは金額で言っているのか、収納世帯で言っておるのかね。 ○住民課長(渡辺 誠君) 一応人数ということで聞いております。 ○委員(小林 明君) そうすると、この間本会議で質問したら、滞納世帯が約21%だと言うわね。そうすると90%に引き上げようと思ったら、あと10%引き上げにゃいかんということになるの。 ○住民課長(渡辺 誠君) 人数じゃなくて世帯でございまして、ちょっと勘違いいたしました。失礼いたしました。訂正させていただきます。 ○委員(小林 明君) 金額じゃないの。 ○住民課長(渡辺 誠君) ごめんなさい、やっぱり人数でございますね。非母数の人数でやっておりまして、収納率というのは金額で出しますので、世帯数とかそういうものではなくて、町税に対する金額です。 ○委員(小林 明君) 収納率を上げようと思うと、国保税をたくさん納めている人たちに滞納してもらうと困るわけだね。実際問題、高額の所得の人で滞納しておる人というのはいるわけですか。 ○住民課長(渡辺 誠君) 9月の定例会のときに少し資料としてお示しさせていただきましたけれども、所得額が1,000万円以上ある方で、現年度分でございますけれども、9月定例会でお示しさせていただきました時点では2件の方がございます。500万から1,000万円までの世帯におきましても21件ということで、それぞれやはり高額の方でも滞納のある方というのはございます。 ○委員(小林 明君) こういう1,000万円以上の所得があって滞納しておる方がいるということは、どういう理由で滞納しておるのか。例えばその年だけ土地を売って所得があって、その翌年度に課税で国保税が高くなっちゃったという人なのか、継続的に1,000万円近い所得のある人なのか、その辺はどうなんでしょうか。 ○住民課長(渡辺 誠君) 申しわけございませんが、そこまでは把握しておりませんけれども、やはり収入は多くても支出も多いということであれば、やっぱり可処分所得は減るということもございますし、確かに所得の少ない方よりは払いやすいであろうということは推定できますけれども、個別の事情まではちょっと掌握しておりませんので、申しわけございません。 ○委員(小林 明君) 所得というのは、収入があって諸経費を引いて残りが所得になるわけだもんで、収入が1,000万円ならひょっとして1,000万円近く諸経費がかかれば所得はゼロに近くなっちゃうわけで、所得が1,000万円ということは、収入があって諸経費を全部引いて、残りが1,000万円だよということだと思うんだわね。そういう人は僕は支払い能力はあると思うんだわ。支払い能力がある人からきちんと支払ってもらわないと、収納率はあんまり上がらんわね、金額的にいくと。だから、そういう人たちが滞納する理由というのが、ただ余分なものは払いたくないという意識なのか、役場がやっておることはけしからんで払う気がせんとか、高過ぎるで払う気がせんとか、何か理由があるんじゃないかと思うけれども、その辺の理由は、督促に行くわけでしょう。そういうときに言わないの、どういう理由で払わんのだって。 ○住民課長(渡辺 誠君) 私も督促に出かけております。税務課にいたこともございますし、そういうことを盛んに言われる方もありますし、何も言わない方もありますので、現実のところは把握していないというのが実態でございます。 ○委員(小林 明君) やっぱりだれに聞いたって、金のある人だったら払わないかんわと言うんだ、みんなね。金のない人間で払う能力のない人に払え払えと言ったって無理な話だけれども、払える能力のある人については、きちんと払ってもらわないかんと思うの。その辺、支払い能力がありながら払わん人に対しては、やっぱりある程度のペナルティーもやむを得んのじゃないかなというふうに思います。とにかく、支払い能力のある人から払ってもらえるように努力していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。終わります。 ○委員長伊藤伊佐夫君) ほかによろしいですか。    〔発言する者なし〕 ○委員長伊藤伊佐夫君) ほかに質疑もないようですので、議案第15号 扶桑町国民健康保険税条例の一部を改正する条例については質疑を終結いたします。  続きまして、議案第16号 扶桑町国民健康保険条例の一部を改正する条例について質疑を行います。 ○委員(小林 明君) 町長が必要と認めた場合とか何とか書いてあったところがあったと思うんだけれども、これは具体的に言うとどういう内容なんですか。今度改正されるのは35万が39万になるんだけれども、町長が健康保険法施行令第36条の規定を勘案し、必要があると認めるときは、規則で定めるところにより、これを3万円を上限として加算するものとするという、これはどういうことを意味するんですか。 ○住民課長(渡辺 誠君) これは以前にこれも条例改正でお願いしておりますけれども、産科医療の補償分の関係の3万円でございまして、これは町長が必要と認めるということでお認めをいただきまして、上乗せをしているというものでございます。 ○委員長伊藤伊佐夫君) よろしいですか。    〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長伊藤伊佐夫君) ほかに質疑ございませんか。    〔発言する者なし〕 ○委員長伊藤伊佐夫君) 質疑もないようですので、議案第16号 扶桑町国民健康保険条例の一部を改正する条例については質疑を終結いたします。  続きまして、議案第17号 扶桑町児童遊園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について質疑を行います。  質疑ございませんか。    〔発言する者なし〕 ○委員長伊藤伊佐夫君) 質疑もないようですので、議案第17号 扶桑町児童遊園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例については質疑を終結いたします。  ここで2時15分まで暫時休憩をいたします。              午後2時03分 休憩              午後2時17分 再開 ○委員長伊藤伊佐夫君) それでは休憩を閉じ、会議を続けます。  議案第20号 愛知県後期高齢者医療広域連合規約の変更についてを議題とし、質疑を行います。  特にございませんか。    〔発言する者なし〕 ○委員(伊藤伊佐夫君) 特に質疑もないようですので、議案第20号 愛知県後期高齢者医療広域連合規約の変更については質疑を終結いたします。  続きまして、議員提出議案第1号 扶桑町子ども医療費支給条例の一部を改正する条例について審査を行います。    〔「補足説明はありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長伊藤伊佐夫君) ございませんか。    〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長伊藤伊佐夫君) 議員提出議案第1号 扶桑町子ども医療費支給条例の一部を改正する条例については質疑を終結いたします。  あと、陳情に入りますが、陳情につきましてはあすやるということで、本日は以上で審査を終了したいと思います。これに御異議ございませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長伊藤伊佐夫君) 異議がないようですので、以上で質疑を終結させていただきます。  それでは一言御礼のごあいさつを申し上げます。  本日は、定刻より熱心に審議をいただきまして、質疑の方は終結をいたしておりますが、あともう1日、あす建設委員会がございますので、ひとつまたよろしくお願いいたします。では、町長さんのあいさつ。 ○町長(江戸 滿君) 熱心に慎重に、いろんな角度から御議論を賜りましてありがとうございました。また明日続くわけでありますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長伊藤伊佐夫君) では、どうもありがとうございました。              午後2時20分 閉会  上記会議の経過を記載して、その相違ないことを証するためここに署名する。
      福祉建設常任委員会       委 員 長...